2011年2月21日月曜日

INTERVIEW

Interviewed by Masahiro Okamura(LOW VISION) 


 HIROHISA YAMAGUTHI(Vo) KAZUHIKO NAKAMORI(Ba) KOHEI AOKI(Dr) TOMO KAMATA(Gt) TOMOKAZU MIZUTANI(Gt) 

●結成までの経緯 
-それぞれENDZWECK/SKTR/CLEAVE/FAKE COUNT/ERICなど活動している中でどのように結成されたのでしょうか? 
HIROHISA YAMAGUTHI(以下、山):元々は現ENDZWECKのおっくんと現ERICで当時ENDZWECKで弾いてたツネとコウヘイ(現Dr)とでモダンなHCのバンドをやりたいって言ってスタジオ入りました。5,6年くらい前です。(2005-6年) 
-SKTRのお二人が入ったのはどのような流れで?
 

山:2人(水谷さん・森さん)ともSKTRやる前から知ってたんですけど 
ツネがENDZWECKを辞めるのと同時に抜けてメンバー探している時にSKTRとライブ一緒になって、 
スタジオ録りを聞かせたら気に入ってくれて、入りました。 
-スタジオ録りの曲は何かに収録されている曲ですか?
 

山:ファーストMINI「TIME TO FIND THE EXIT」の2曲目「Reflection」がそうです。 
-鎌田くんは? 
山:鎌田とも前から交流はあって、おっくんが抜けた時に水谷君が連れてきました。 
-それぞれバンドが動いている中でサイドプロジェクトという形でスタートしたのでしょうか? 
TOMOKAZU MIZUTANI(以下、水):そうですね。月1〜2回くらいライブ出来ればいいかなというスタンスだったんですが、SKTRが解散 
するのでこれからはこっちメインに。CLEAVEもENDZWECKもERICもすこし活動緩めてもらって。 
KOHEI AOKI(以下、青):ええっ・・・がんばります! 
水:まあでも、僕としては月1〜2回ライブがあれば幸せかなと。体力的・年齢的にも。笑 

●ルーツ 
-元々どういうバンドにしたい、というモチーフなどあったのでしょうか? 
山:元々はモダンな感じだったんだけどね 
-個人的にRZLDZLやMENTALなどの質感があるのかなと思ったのですが 
水:Lockin Out系はやっぱりイイですね 
山:影響は受けてますね。 
KAZUHIKO NAKAMORI(以下、森):Tシャツとかも含めてカッコイイなと。 
-ロゴデザインなどはYOYO-T氏によるものですが、何かイメージなどを伝えているのですか? 
山:いや、もうほとんどお任せって感じですね。トメさんもあのへん大好きだから。 
-ジャケもそのような流れで? 
山:あれはボストンのEYE FOR AN EYE「100% UNNATURAL」みたいな感じでやりたいなというイメージを伝えてやってもらいました。 
水:(音に関して)今は段々変わってきて、もう何でもアリかなっていう。個人的にはバカっぽい感じでやりたいなと。 
-パーティーっぽい感じですか? 
水:パーティーっぽいっていうか・・・カスみたいな。 
青:異端児でいたいとは思います。 
-バンドでいうとどの辺りなどありますか? 
山:BRACEWARとかRIVAL MOBとか、ちょっとPUNKっぽい泥臭い感じとか。 
水:僕のイメージは625のWHAT HAPPEN'S NEXT?とかETAとかDS-13とかスラッシーな感じというのがあります。 
MOSHパートは入れてシンガロングは分かりやすい感じで。 
山:なるべく安全牌にならないように曲を作るようにしてます。 
-以前インタビューでメロコア曲を作るというような話も出ていましたが 
山:もう全然アリですね。鎌田が作ってくれれば。 
TOMO KAMATA(以下、鎌):なんでもやります! 
-メロコアといえば「POINT OF VIEW」の歌詞に「PENNYWISE」という単語が出てきますが、もちろんバンド名ですか? 
森:そうですね。あの曲はすごいPUNKな曲というかANGERを込めてます。ストレス発散じゃないけど、 
「仕事辞めてスケートしろ!」みたいな。バカっぽいアメリカンな感じで。 
-歌詞は森さんも書いてるんですか? 
森:山ちゃんと半々くらいでお互い協力して付け足したりしてます。あの曲ではPENNYWISEって入れたいなと思って。 
水:PENNYWISEはやっぱりカッコイイです。スケートとかサーフィンとかのイメージもあって。 
-実際スケーターのメンバーもいるのでしょうか? 
森:みんなやってるよね。ボンレス部というのがあって、DOOMの田中君(DOOM PATROL FOUNDATION)とかと一緒にやってます。 
-活動場所はどの辺なんですか? 
山:新横浜でやってますね。 
青:新横のスタジアムの下が全部パークになってるんで。あとは駒沢公園もパークになってるんでそこでやってます。 
で、水さんはサーファーです。笑 
水:それを今話そうと思ったんだよ。笑 
-サーフィンはどの辺でやられてるんですか? 
水:まー九十九里ですね。 
-湘南では無いんですね 
水:湘南は波が弱くて満足できないんだよ。・・・まあ立てないんだけどね。スポーツの話はもういいじゃない。 


●バンド名について 
-NO CHOICE IN THIS MATTERの解散の時に「MY LOVE」も解散だと思ったら「ILL COMMUNICATION」への改名だったという事がありましたが 
森:あれは普通に改名しても、つまんないんで大人のジョークというか。笑 一応解散とは言わず「MY LOVE LAST SHOW」という形で告知しておいて最後の曲の前に山ちゃんが発表するっていう。ジョークですね。笑 
青:でも、ジョークで泣いてる子いましたけど 
森:ホント?! 
青:モ○○ナ泣いてましたけど。 
森:そうなんだ。でも改名自体はして良かったなと思います。 
-ILL COMMUNICATIONはやはりBEASTIE BOYSからですか? 
森:曲名から取ってるバンドはいっぱいいると思ったんでアルバム名から取ってるバンドはいないだろうという事で。 
-BEASTIE BOYSで一番好きなアルバムは? 
山:「CHECK YOUR HEAD」が凄い好きです。 
-YOUR HEADつながりでアルバムタイトル(KICKIN' YOUR HEAD)とも関連性があるのでしょうか? 
山:元々KICKIN'とかって響きが凄い好きで「KICKIN' YOUR HEAD」でバンド名にしようともしたんですが 
バンド名は「ILL COMMUNICATION」になったんでアルバムタイトルに持ってきました。 


●印象的だったライブ 
青:この間のPUMP UP THE VOLUMEです。緊張して前日眠れなかったですね。 
水:ホントに? 
青:本当です。ライブやった記憶が全く無いんですよ。ナリさん(FAKE COUNT)がフューチャリングの時コケてイラっとしたくらいです。 
それ以外ライブの事はホントに覚えてないんです。PUTVはお客さんのサポートを凄い感じました。 
山:やってて楽しかったよね。 
森:海外バンドと一緒にやれる機会っていうのは印象に残ってます。あとNO CHOICE IN THIS MATTERのLAST SHOW。 
水:最初のライブかな。WARPのCLEAVE企画でやった時。 
鎌:初めてCLEAVEじゃないバンドで名古屋・京都って行ったのがすごい新鮮でした。 
青:あとICのレコ発「HERE WITH ME FEST」@ACB。トリだったり曲数が多かったり色々感慨深いライブでした。 


●CPKについて 
-HERE WITH ME FESTはCPKクルー主催しているのでしょうか? 
山:そうですね。(CPKの)代表がココにいるんで。 
-CPKの成り立ちについてお伺いしたいのですが 
水:コレもバカなノリで。THROW DOWNとかは「OC KILLERS」っていうクルーがあって、それもバカなんだけど 
それに負けないように「Circle Pit Killers」。 
-CPKの主な活動はどのようなものでしょうか? 
水:でもHERE WITH MEやるくらいですね。 
-サーフィンは? 
水:あれは別です。 
-ボンレス部も? 
森:あれも別です。 
青:アルプス登山は・・・? 
-登山部があるんですか? 
森:・・・アルプスに何人かで登ってます。 
-ちゃんと頂上まで行かれるんですか? 
森:行きます。新宿にアルプス(居酒屋)があるんですがカスは大体上層部の4〜5階に上がらされて。 
青:みんなそこまで上がっていきます。 
-アルプスはCPKの巣窟になっているんですね 
森:そうですね。それが登山部です。 
青:後(CPKの活動)はPINK MOSHくらいです。 

●最近のオススメ音源 
青:僕は「THE CARRIER」ですね。DEATH WISHの。前作まではスラッシーな部分とか叙情的な部分があったんですが、新しいのはPUNKっぽくて・・・好きです! 
山:PUNKっぽいの好きだからRIVAL MOB。あとYOUTH OF TODAYがやっぱり凄い大好きだなと。・・・自分でドラムやりたいなって思ってて。YOTみたいな。あれがカッコ良すぎて。 
-おお〜練習とかもされてるんですか? 
山:いや、全然やってないんだけど。 
青:それは・・・やらないで欲しいです。仕事が無くなるんで。 
水:そしたらVOやればいいじゃん。笑 
山:あとLockin Outモノは好きですね。 
-JUSTICE、Lockin Outですよね 
山:JUSTICE好きですね。 
-後期もイケますか? 
山:ああ、もう大好きですよ。後期の方が好きなくらいです。 
水:すいません。僕は音楽聴かないでサーフィンしてます。中里海岸で。 
鎌:CLEAVE(自身のバンド)しか聞いて無いんですよね。最近レコーディングしたんで。 
森:僕は最近BEAT DOWN聞いてます。COLD HARD TRUTHとか 
青:おおっ 
森:NASTYとか 
青:流石っす! 
森:MURDER DEATH KILLとか聞いてます。 
青:マジっすか!完全にBEAT DOWNですね!! 
森:そういうBEAT DOWNとNO USE FOR A NAMEとかを平行して聞いてます。 
-ICでもBEAT DOWN化が進む可能性はありそうですか? 
森:モッシュパートというよりはスポーティーな方が好きなので、あんまり本気のモッシュは求めて無いというか。ユルい感じがイイですね。 

●最近面白かった事 
森:名古屋にライブ行ったときにコウヘイ君(Dr)に1万円アナル・ヘルス代として貸しました。 
青:はい。アユちゃんって娘がめちゃめちゃカワイくて。今でもメールしてます。前日、小岩でライブだったんですけど財布盗まれちゃったんですよ。 
なんで金が無かったんですけど、どうしても行きたくて。 
水:コレ彼女読んだりしない?大丈夫これ? 
青:あ、もうTWITTERとかも全部読まれてるんで、もう大丈夫です。かかって来い! 
僕の楽しかった事はやっぱり卑猥なんですけど、平日の夕方3〜4時くらいに仕事してる人たちを嘲笑うかの様に山手線に乗ってコスプレの 
ヘルスにいって女子校生と遊んで帰る時にちょうど下校中の女子高生を見るときです。 
-どういった気分になるんですか? 
青:「オレやってるぞ!」みたいな優越感です。 
-背徳感じゃないんですね 
青:違いますね。もうボディーソープの匂いを車内に充満させてコノヤローって言いながら家路に着きます。コスプレ・サンシャイン。 
鎌:僕は京都に行った時にちょっと時間があったので世界遺産の下鴨神社ってトコロに行けたのが良かったですね。 
山:いやでも本当にキレイだったんだよね。 
鎌:想像以上のパワースポットで!ホントに凄かったですね! 
山:でもオレそのライブの時、チ○コ柵にぶつけて皮むけたんだよね。カサブタになっちゃって・・・ 
ボブ君という京都の友達の企画だったんですが、やっぱりみんなで地方にいったりしたのが面白かったですね。 
-水谷さんはいかがですか? 
水:包茎手術ですね。2010/10/15、銀座にて。亀頭包皮炎っていうのに良くなりましたが、やっと大人になれました。あとはデリヘルですね。 
-よく利用されるんですか? 
水:昨日もしましたね。シンガポール人でした。やっぱ外タレはいいですね。 
青:ラスト・サムライです! 

●今後の活動について 
山:早いウチに曲作ってレコーディングして出したいなとは思ってます。すでに2曲くらいあるんですぐ出来るのかなと思ってはいます。あと、3月はFIGHT IT OUT企画のROCKCRIMAZレコ発に出ます。 
-では、最後に一言いただけますでしょうか? 
山:ライブで楽しめる為のバンド、ライブで暴れる楽しさを共感出来るようなバンドにしたいと思ってますので曲や歌詞を覚えてライブに来てもらえるとより楽しんでもらえるのかなと思います。 
ライブの楽しみ方は日本より海外の方が上手いのかなと。 
-それはどのような点でですか? 
山:なんというか、シャイで恥ずかしがりっていう部分かな。 
そういうのを取っ払って、シガラミとかも無く一曲目から暴れられちゃうみたいな。 
あそこのバンドのライブなら自分達も暴れられるっていうような場所を(ILL COMMUNICATIONで)作って行ければ良いなと思います。